月と六曜


十五夜は必ず仏滅という事を知っているでしょうか?
本当に仏滅なのです。

一部のカレンダーや手帖に残っているだろう、大安や仏滅などの文字を見たことがあるでしょうか。
今では良い日、悪い日という程度の認識が残っているのみで、本来の意味が薄れてきいますが、
実は、これは旧暦の『曜日』なのです。

 大安 赤口(しゃっこう) 先勝 友引 先負 仏滅

これを『六曜』。
これがまた変わっていて、今の曜日は7つあり、例えば前の末日が火曜だったとすると、次の月の一日は水曜日になるのが当たり前の事です。
所が陰暦の曜日は、毎月一日の日の曜日というのが月ごとに決まっているのです。

陰暦8月1日は友引と決まっていて、この順番で数えていくと、15日は必ず仏滅というわけですね。
なんとも面白いものです。


ちなみに

 1月 先勝
 2月 友引
 3月 先負
 4月 仏滅
 5月 大安
 6月 赤口
 7月 先勝
 8月 友引
 9月 先負
10月 仏滅
11月 大安
12月 赤口

という風に一日の曜日が決まっている。
(注:陰暦)


さらに余談ですが、六曜は計算で出す事が出来るようになっていて、旧暦の月と日を足し6で割って出た余りで六曜を知ることが出来ます。

余りが1…赤口
余りが2…先勝
余りが3…友引
余りが4…先負
余りが5…仏滅
割り切れると、大安

ということになっています。
これから調べると、十三夜が何曜日になるかすぐに解ることでしょう。

例えば十三夜。

 (9+13)÷6=?

ということになります。
答えはご自分で出してみてください。



六曜の意味

知ってる人も多いでしょうけれど、六曜の意味を掲載いたします。

大安(たいあん・だいあん)
 泰安と昔は書いたらしい。
 「大いに安し」という意味があり、万事に用いて吉。六曜の中でもっとも吉の日。

赤口(しゃっこう・せきぐち・しゃっく・じゃっこう)
 陰陽道の「赤目日」という凶日に由来する。
 午後の刻(11時から13時)だけが吉で、これ以外は凶となる。
 特に祝い事は大凶とされている。

先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)
 「先んずれば、すなわち勝ち」という意味があり、午前中は吉で午後は悪いという意味。
 ようは、重要な事は午前中に済ましましょうって事。

友引(ともびき・ゆういん)
 「凶事に友を引く」という意味があるが、かつては「勝負なき日と知るべし」とも言われていて、勝負事は引き分けになる日となっていた。陰陽道にある「友引日」という災いが友に及ぶというものが混ざったのではないだろうか。
 朝晩は吉、正午は凶、友がメイドに引き寄せられるという迷信があって葬儀も凶とされ、火葬場が休みになっている地域もある。
 さらに、病院の見舞いも避ける人も多い。
 けれど、迷信だ。うちは良く友引に見舞いに行ったり来たりしていた(笑)

先負(せんぷ・さきまけ・せんぶ・せんまけ)
 「先んずれば、すなわち負ける」という意味があり、先勝とは逆に昼過ぎから日暮れまでが吉。

仏滅(ぶつめつ)
 「仏様も滅するような大凶日」という意味があり、六曜の中でもっとも悪い日。祝い事、法事など万事に凶。
 しかし釈迦(仏陀)が死んだ日とは無関係で、釈迦が死んだ日が仏滅になるのは偶然だそうだ。